すれ違い
なみかぜ立たない 二人の間は
のんびりとした 日々の暮らし
傍に居ても なんの会話も無い
顔を見ても なんの表情も無い
ただバラバラに 毎日を送っているだけ
遠いあの頃の 二人の姿は
どうだったんだろうと 考えてしまう
こんな二人が 一緒に居るのは
何故なんだろう 不思議な感情の世界
今日も すれ違いながら二人は
同じ空間で 過ごしている
このままでいいのか 二人の行く末は
子供ながらに 考えてしまう心の世界
子供ながらに 考えてしまう心の行方
いずれなってしまうのか 親の鏡の僕は
この鯉のように お互いすれ違ったまま
平凡な人生の中で 情熱的な恋もせず
毎日をゆったりと 人生を泳いでいくのかも
(京都の城南宮)
(撮影秘話?これは、父の写真を引用いたしました。)
by yuyuyu0120 | 2007-05-27 10:07 | 写真と詩