美術館
ただただ 一点を見つめながら
暗がりの中で 僕は動き回る
ふと足元に 柔かい陽射しを感じ
光の行き先を 思わず追っていった
ブラインド越しに 青空が広がり
窓枠の中に 雲の絵が描かれている
階段の壁に 額縁も現われて
闇の空間は 美術館に早変わり
たった一枚の額で 無限の絵画
闇のこころは もうどこにも無い
日々招待状が届く 芸術の世界へと
(何にも意識して見てなかったものが、こんなに素晴らしいものにふと感じました。)
(周りが見えなくなった自分自身に、若々しい五月晴れ がこころに問いかけてくれたかもね?)
by yuyuyu0120 | 2007-05-15 13:37 | 写真と詩